法的な問題解決の特徴(他分野との比較)について

その他

裁判なども含め法律的な問題解決を行う場合、他の手段や他の領域の問題と違った特徴があります。

この特徴を前提としないと、無用なストレスが増えたり、十分な問題解決を図れないこともあり得ます。
そこで、今回は法的な問題解決の特徴(他分野との比較)についてお話ししたいと思います。

資料や裏付けが重要になる

一般的な話し合いや他の領域の問題解決の場合、資料や裏付けが十分でなくても、解決可能な場合も多いですが、法律的な解決においては、資料や裏付け(証拠)がとても重要になります。

これは、裁判などではイメージしやすいと思いますが、当事者が対立しており、認識にずれがある場合、「客観的な証拠」を前提に話を進める必要があることや、裁判官など第三者が一定の解決を図る場合には、客観的な証拠によらざるを得ないからです。

論理的な理由が重要になる

また、法律も含め「論理的」に解決方法を探っていく点も法的な問題解決の特徴です。
一般的な話し合いや他の領域の問題解決では、当事者の感情や意欲などが結論を大きく左右することがありますが、法的な解決では、感情も関係しますが、論理的な思考も重要になります。

優先順位も重要になる

以上の特徴から、証拠が弱い、論理的に選択しづらい解決法はやめることも重要になってくるため、自分の中で何が優先するのか、「優先順位」をつけることも重要になってきます。
すべてを取ろうとすると解決できないことも多くあります。

時間がかかる

また、資料や裏付けが重要になることや感情的な点のみで解決することが困難であることなどから、解決に時間がかかることも特徴になります。

特に裁判官など第三者が関連する場合、事情を知っている当事者と違って、証拠などから事案を把握するまでも時間がかかりますので、時間の経過は覚悟しなければなりません(急ごうとする場合はどうしても結論が二の次になってしまいます)。