離婚の協議を行ったが、うまくいかなかった場合、裁判所で調停を行うこともあります。
調停は裁判所での話し合いの手続きですが、「調停委員」という裁判所の委員が間に入って話し合いを進めます。
通常の話し合いとは第三者が入る点で異なることになりますが、誤った利用の仕方や進め方をしてしまうと、思った通りの利点を感じられず、結局は当事者同士の話し合いと変わらないということになってしまいます。
そこで、今回は調停を無駄にしないための離婚調停の進め方についてお話ししたいと思います。
調停は白黒つける場ではない
まず、前提として、調停は裁判所の手続きではありますが、「白黒をつける場」ではありません。
あくまで互いの話し合いを促進するものであって、どちらかの言い分を証拠で証明して、それを裁判所に判断してもらうというものではないのです。
調停は互いに納得できる解決法を双方で模索する手続きです。
今後どうしたいかを中心に話す
上記のとおり、あくまで調停は白黒つける場ではなく、話し合いを行うものですので、主として行うべきは「将来どうしたいか」という話になります。
過去どういうことがあったかについての話や、感情的な話などについては、事情としてお話しはするものの、中心ではありません。
過去のことなどは抑えめに話す
ですので、「過去」のことは抑えめに話した方が良いと思います。
相手方の話にも反論はしますし、証拠を提出することもありますが、あくまで中心ではないと意識していた方が良いと思います。
譲歩できるところできないところを考える
将来どうしたいかについて話をしていると、相手方と意見がぶつかることがあります。
その場合には、「譲歩」できるところとできないところをしっかり考えた方がより話し合いをしやすくなります。
どこを譲歩すべきか分からないという場合には弁護士に相談した方が良いでしょう。