男女間でのお金の問題を未然に防止するためには

その他

交際中の男女間でお金のやり取りがあると、交際が終わる際に大きなトラブルに発展してしまうことがあります。

交際中は親密な間柄ゆえに、厳密な期限を決めないまま「なあなあ」で済ませてしまうことがありますが、別れを迎えると状況は一変し、急に返済を迫られたり、逆に「あげたものだ」と主張されて返ってこなかったりする事態が発生します。

このような悲しいトラブルを避けるために、どのような点に注意すべきかお話ししたいと思います。

高額な貸し借りは避ける

最も確実な対策は、そもそも多額の貸し借りを行わないことです。万が一戻ってこなくても生活に支障がない範囲の金額にとどめましょう。

特に交際期間が短いにもかかわらず、相手が高額な借金を申し出てくること自体が「異常事態」といえます。相手の話を鵜呑みにせず、冷静に判断することが大切です。

借用証(金銭消費貸借契約書)を作成する

どうしても高額な貸し借りが必要な場合や、少額の積み重ねが大きな金額になった場合には、親しい間柄であっても必ず「借用証」を作成し、大切に保管しておきましょう。
書面があることで、「貸した・借りていない」という水掛け論を防ぐことができます。

お金のやり取りは「口座振込」で行う

現金での手渡しは、後日「いつ、いくら渡したか」という証拠が全く残りません。できればお金のやり取りは口座間の振込で行い、通帳に記録が残る形にしておくのが賢明です。

相手方の情報を把握しておく

意外にも、交際中でありながら相手の本名や正確な住所、勤務先などを詳しく知らないという相談を多く受けます。
もし相手が住所や氏名をはぐらかしたり、詳細を話したがらないのにお金を貸してほしいと言ってくる場合は、注意が必要です。いざという時に連絡が取れなくなるリスクを考え、最低限の身元情報は確認しておきましょう。


以上のことに気をつけておくだけで、男女間の金銭トラブルの多くを防ぐことができます。もし現在、パートナーとの金銭問題でお悩みであれば、法的にどのような主張が可能か、まずは一度弁護士にご相談ください。