弁護士に法律相談をしたが事件を受けてもらえない、電話して依頼したいと言ったが断られたなど、弁護士が依頼を受けないという場合があり得ます。
この場合、一般には弁護士は理由を説明していると思いますが、場合によっては話がよく分からず、なぜ断られたのか分からない場合もあります。
そこで、今回は、弁護士が依頼を受けない場合(及びその対処法)についてお話ししたいと思います。
弁護士が依頼を受けられない場合
まず、弁護士が法律や職務規程の関係で依頼を受けられない場合があります。
具体的には以下のようなケースです。
- すでに相手方の依頼を受けている場合(利益相反)
- 相手方が顧問先である場合
- 自分が公務として受けた事件などの場合
- 弁護士の職務外のもの
弁護士が依頼を受けない場合
また、弁護士が様々な理由から依頼を受けない(法律上は受けられるが、受けない)場合もあります。
これは、弁護士や事務所ごとに範囲が異なりますので、一口には言えません。
例として、当事務所であれば、以下のような場合にはお受けしておりません。
- 弁護士を依頼することが事件解決にならない場合
- 弁護士費用と得られる効果とを比較した場合に、依頼者の方の損失が大きい場合(費用倒れ)
- 現在取り扱っていない分野(労働者側の労働問題や刑事事件など)
このように弁護士や事務所ごとに、その考え方や取扱範囲などによって受けられない事件があるのです。
対処法
弁護士に依頼を断られた場合の対処法としては、別の弁護士にも相談してみて、依頼の申し込みをしてみることがあげられます。
弁護士の信条や事務所の取扱範囲が問題の場合には、他の弁護士であれば受けられることも多いでしょう。
また、利益相反のような個別に規程に反するものについても、他の弁護士は受けることができることもあります。
他方、違法行為の加担など、どの弁護士も受けられないものをありますので、このようなものは対処法がないかもしれません。