弁護士の白鳥剛臣と申します。
2020年(令和2)年6月20日、当事務所を開設いたしました。
私は2007(平成19)年9月から約12年半の間、福島県の法律事務所に所属し、福島市で2年、南相馬市で10年半ほど勤務してきました。
その間、離婚・相続・債務整理・交通事故・不動産・賃貸関係など個人の法律問題や中小企業・顧問先など企業関係・病院関係の法律問題に関しても経験を積ませていただきました。
特に南相馬市では、弁護士数が少なかったこともあり、幅広い経験を積むことができました。南相馬市で勤務していた平成23年3月11日、東日本大震災・福島原発事故が発生し、震災復興や原発事故賠償も含め、避難所、仮設住宅、自治体などの相談会も多く、あまり普段の生活では起こりえない問題に対しても経験させていただきました。
これらの経験の中で、いつも感じていたことは、いまだに弁護士の敷居は高く、何か困ったことがあっても、弁護士に相談しようという方は少ないということです。
何か困ったことがあった場合、多くの人が周りの人や自治体、警察などに相談し、問題が大きくなって初めて弁護士に相談することになります。そうすると、問題が小さいうちに弁護士に相談していれば、時間もお金も手間もそれほどかからずに解決できていたものが、そうもいかなくなってしまっていて、裁判や調停など負担の重い手続をせざるを得なくなってしまいます。
このような状況は、体調がおかしいときに病院に行かず、放っておいたばっかりに、病院に行ったころには手術をしなければ治らないと言われてしまう状況に似ています。
そこで、とにかく気軽に、問題が小さいうちでも、身近で相談ができる弁護士、いわば「かかりつけの弁護士」として皆様の力になりたいと思い、当事務所を開設いたしました。
明らかに弁護士に相談した方がよい方はもちろんですが、
・弁護士に相談するほど大袈裟な悩みではないと思っている方
・自分の悩みが法律相談かわからない方
・どこに相談してよいかわからない方
などでも、お気軽にご相談ください。