世の中には様々なトラブルがあり、一度トラブルが起きてしまうと、どうしたら良いか分からなくなってしまうことがあります。
法律は世の中のルールですので、ルールに反するような状況を解消する力がありますが、全てのトラブルや悩みを解決できるわけではありません。
そこで、今回は法律が必要となる場面(法律相談を利用すべき場面)についてお話ししたいと思います(ただし、今回は民事的な問題のみを対象にします)。
トラブルが発生する場面(他人との関係)
一般的にトラブルが発生する場面は他人との関係で発生する場合がほとんどです。
他人が全く関係しないトラブルというのはほとんどなく、仮に他人が全く関係しないものであれば法律の出番はありません。
なぜなら法律は「他人(国や法人も含みます)との関係のルール」を取り扱うものだからです。
当事者だけで解決できる場合
ということは、他人との関係で解決可能であれば、法律の出番はありません。
行政的な規制がある等の問題は別として、一般的なトラブルであれば、当事者同士で話し合って解決できれば、法律の問題ではありません。
もっとも、当事者の合意を後日のトラブルを避けるため、「法律上適切な書面(合意書など)」を作成しておきたいなどの場合には、法律が必要となり、法律相談を利用すべき場面と言えます。
当事者間で解消できない場合
当事者間でトラブルが解消できない場合には、法律の出番になり、法律相談を受けるべき場面が多いと思います。
特に、以下のような場合は、一度法律相談を受けても良いかもしれません。
- 相手方が話し合いに応じない
- 相手方と話し合いにならない(感情的になっている等)
もっとも、相手方とのトラブルとはいえ、以下のような場合には、法律で解決することが難しいことが多いです。
- 大昔の事情の場合(時効など)
- 法律にルールがないようなもの(人としての態度の問題や、単なる価値観の相違など)
判断が難しい場合には、一度弁護士に相談してみても良いかもしれません。