不貞行為の慰謝料の金額算定について考慮される事情

離婚問題

配偶者の不貞行為(不倫)が発覚した際、相手方にいくら慰謝料を請求できるのかは最も気になる点の一つでしょう。ネット上には「相場は100万〜300万円」といった情報があふれていますが、実際には個別の事情によって金額は大きく増減します。

裁判所が慰謝料の額を決める際に、どのようなポイントをチェックしているのか、具体的な考慮事情を解説します。

慰謝料額を左右する主な要因

不貞慰謝料は、平穏な婚姻生活を壊されたことへの精神的苦痛を補償するものです。そのため、「どれだけ過酷な裏切りであったか」が問われます。

当時の「夫婦仲」も重要な指標

不倫が始まる前の夫婦関係がどのような状態だったかも重要です。

被害の大きさと「態様」の悪質性

結果としてどのような被害が生じたかも加味されます。例えば、不倫が原因で不眠症やうつ病になり通院が必要になった場合などは、被害が大きいとして増額に作用します。

また、以下のような「態様の悪質性」も厳しく見られます。


慰謝料請求において大切なのは、これらの事情を裏付ける「証拠」をどれだけ揃えられるかです。単に「ひどいことをされた」と主張するだけでなく、客観的な事実を積み上げることが、納得のいく解決への近道となります。

「自分のケースではいくらくらいが妥当なのか」「今の証拠で有利に進められるか」など、不安がある方はぜひ一度専門家にご相談ください。状況を整理し、適切な請求をサポートいたします。