遺言作成の重要性と注意点について(争いをなくすために)

相続・財産管理

相続での争いをなくすには、遺言を作成しておくことが重要です。
遺言がない場合、相続人間で遺産分割協議を行う必要があり、家族関係が悪い場合や、面識のない親族がいる場合には、争いが発生する可能性が高まります。

こうしたリスクを未然に防ぐためにも、遺言書の作成は非常に有効な手段です。
そこで、今回は、遺言作成の重要性と注意点についてお話ししたいと思います。

公正証書遺言

遺言には、自筆証書遺言と公正証書遺言がありますが、自筆証書遺言よりも公正証書遺言を作成しておいた方が良いと考えます。
公正証書遺言は、公証役場で公証人が作成する遺言書ですが、主なメリットは以下の通りです。

自筆証書遺言との比較

自筆証書遺言は、本人が全文・日付・氏名を自筆し、押印して作成する種類の遺言ですが、法務局での保管制度ができ、紛失や改ざんリスクは減ったものの、注意点も多くあります。

【メリット】

【デメリット・注意点】

どちらを選ぶべきか

以上のとおり、公正証書遺言の方が、将来のトラブルを防ぐ可能性が高くなります。
費用を抑えたい、内容を秘密にしたい場合は自筆証書遺言も選択肢ですが、法的要件を厳守し、できれば専門家に相談することが重要といえます。

いずれが良いか、どういった内容で作成しておくべきか、お元気なうちに弁護士に相談しましょう。