配偶者の不貞行為に対する対処法(2)

離婚問題

配偶者の不貞(不倫)が発覚したとき、怒りや悲しみの中で「相手に慰謝料を請求したい」「離婚を考えたい」と思うのは当然の反応です。しかし、法的に責任を追及するには、感情面だけでなく「事実の確認」と「証拠の有無」が決定的な鍵を握ります。

現在の状況に合わせて、どのように行動すべきか、注意点を整理して解説します。

1. 証拠が十分にある場合:戦略的な請求を

不貞の決定的な証拠(写真、動画、LINEのやり取りなど)があるなら、不倫相手や配偶者への慰謝料請求が可能です。ただし、離婚せずに家計を共にし続ける場合には、特有の注意点があります。

2. 証拠が不十分な場合:「謝罪文」が命綱になる

相手が非を認めて謝罪しているものの、決定的な証拠がない……。この段階で最も危険なのは、口約束だけで済ませることです。後で「そんなことは言っていない」と翻されるリスクを回避しましょう。

[Image: A document showing placeholders for “Date,” “Admission of Infidelity,” “Signature/Seal,” representing a crucial ‘Apology Letter’ as evidence.]

3. 事実確認も確証もない場合:まずは「情報の蓄積」を

「怪しいけれど証拠がない」という段階で焦って問い詰めるのは、相手に証拠を隠滅する隙を与えるだけです。まずは冷静に、法的に有効な情報を集めることに専念しましょう。

調査方法 注意点とアドバイス
自力での調査 毎日の行動記録(日記)や、怪しいレシートの保管。ただし、スマホのパスワードを無理やり解除するなどの行為は違法になる恐れがあるため、事前に弁護士へ相談を。
プロ(探偵)の利用 不貞の現場(ホテルの出入りなど)を確実に押さえるには有効ですが、高額な費用がかかります。裁判で勝てる見込みがあるかを含め、検討が必要です。
[Image: A magnifying glass over a calendar/diary, symbolizing the steady collection of behavioral evidence before taking legal action.]

不貞トラブルの解決は、初動を誤ると取り返しがつかないことになるケースが多々あります。「慰謝料の相場はいくらか」「手元の資料で証拠として足りるのか」といった不安をお持ちの方は、まずは専門家へご相談ください。

当事務所では、証拠の評価から、相手方への通知書の作成、求償権を考慮した示談交渉まで、あなたの精神的な負担を最小限に抑えながら、納得のいく解決を目指してサポートいたします。