問題解決には様々な方法があるかと思いますが、弁護士に相談または依頼をして解決するような方法は、一般に「法的解決」と言われます。
法的解決は、他の解決方法とは異なる部分もあり、一定の特徴があります。
そして、その解決方法をとるために、弁護士は法律相談において多種多様な事情を聞き取るなどします。
相談される方の中には、「あまり詳しく事情を話したくない」という方もおられますが、実は詳しく事情をお話しすることが法的解決にとっては非常に重要です。
そこで、今回は法的な問題解決における考え方と、事情や経緯を確認することの意味についてお話ししたいと思います。
法的解決の考え方
法的な問題解決では、法律や制度を使って、事案に応じた適切な解決を図ります。
法律や制度を使う際には、「事実を法律に当てはめる」必要があります。つまり、皆様がお話しされる事情や経緯が、法律上の効果を発生させる基礎(要件)になるということです。
事情や経緯の重要性
したがって、事情や経緯を確認することは、法的効果や制度利用が可能かどうか等を決定づける決定的な要素になります。
そのため、弁護士は一見無関係に思えることでも、詳細に聞き取りを行うことがあります。より良い解決のためには、話しにくいことでもできるだけ正確にお話しいただくことが近道となります。
資料の重要性
また、事情や経緯についての裏付けとなる「資料(証拠)」も極めて重要です。
特に裁判所などの公的な手続きを行う場合には資料の添付が不可欠ですので、相談の当初から資料を持参し、弁護士に確認してもらうのが無難です。
弁護士には守秘義務がある
詳細な話をすることで「情報がどこかに漏れてしまうのではないか」と心配される方もいらっしゃいますが、弁護士には法律や職務基本規程により厳格な「守秘義務」が課されています。
ご本人の同意なくお聞きした情報を外部に漏らすことはありませんので、どうぞ安心してご相談ください。