不動産の名義が先祖のままであった場合どうするか

相続・財産管理

お住まいの土地や建物が先祖から受け継いだものである場合に、名義がそのままになっている例があります。

住んでいるだけであれば特に問題は出てきませんが、売却など何か名義が関連する場合には問題が発生します。
このような場合はどうすれば良いのか、今回は不動産の名義が先祖のままであった場合どうするかについてお話ししたいと思います。

相続関係を確認する

まず、相続関係の確認が必要になります。
「戸籍」などを収集するのが原則になりますが、家系図がどうなっているか確認する作業が必要です。

遺産分割協議など相続手続をする

そして、判明した相続人との間で協議を行い、名義変更など相続の手続きを行うことになります。

「遺産分割協議(いさんぶんかつきょうぎ)」は相続人全員の承認が必要ですので、判明した相続人に連絡がとれる、面識がある場合などはこの方法で解決ができます。
連絡が取れない人がいる、戸籍などの調査が難しい場合には、弁護士に依頼する必要があるかもしれません。

取得時効の可能性

なお、例えば親が相続手続きが済んでいると考えていて、親が亡くなった後、10年ないし20年経ったなどの事情がある場合、遺産分割協議ではなく、「取得時効(しゅとくじこう)」という処理で名義を取得できる場合もあります。

この場合、訴訟による解決が妥当な場合が多いため、弁護士へ相談してみると良いでしょう。