契約交渉から離婚や相続まで、様々な交渉がありますが、事情により急いで交渉を成立させたいという場合があります。
交渉が成立するということは双方が了承することですので、相手方があることであり、必ず早期に成立させるということは困難です。
もっとも、どのような方法であれば、比較的スピーディーに成立し得るかという、注意点はあります。
そこで、今回は、急いで交渉を成立させたい場合にはどうすれば良いかについて、私見ではありますが、お話ししたいと思います。
相手方の話はしっかり聞く
相手方の話を聞かないで交渉を成立させようとすると、相手方の心理的な抵抗が高まり、大変難しくなります。
急ぎたい気持ちは分かりますが、相手方の話を聞くことは大変重要です。
資料の開示や説明を一気に行う
資料の開示や説明が必要で交渉が遅れるということはよくあります。
この点、資料などを小出しにしてしまうと、それだけで時間がかかりますし、不信感などにより、資料の準備以外にも、心理的抵抗により、交渉成立までの道のりが遠くなってしまいます。
急いで交渉を成立させたい場合には、資料開示や説明は早期に行いましょう。
一定の譲歩をする
全く譲歩できない場合には、元々交渉成立が難しくなります。
ですので、いそぐ場合には、より譲歩が重要になります。
交渉を急ぐことはメリットが少ない
以上のとおり、急いで交渉を成立させようとすると、交渉自体の進め方がかなり難しくなってきます。
特に譲歩などについては、すぐに譲歩することは困難なことが多いため、急ぐこと自体は無理が伴うということです。
ですので、何か特別な事情がない限りは、急がず慌てず冷静に交渉を行った方が良いと思います。