法律相談の上手な利用の仕方(最大限の効果を出すために)

その他

弁護士に相談することを一般に「法律相談」と言います。

お悩みがある場合に、弁護士に話を聞いた方が良いと思ったら、法律事務所に直接連絡したり、法律相談会を利用したりして申し込むことになります。
弁護士の法律相談は、無料の場合もありますが原則は有料(時間単位)ですし、仮に無料であっても時間に限りがあります。そのため、できる限り費用や時間をかけず、最大限の効果を目指すのが賢明です。

そこで、今回は法律相談で効率よく最大限の効果を出すためのポイントについてお話ししたいと思います。

聞きたいことを明確にしておく

まず、聞きたいことを明確にしておき、できればメモに記載して持参することをおすすめします。

初めての相談では、話に夢中になったり緊張したりして、聞きたかったことが漏れてしまうことがよくあります。メモがあれば聞き忘れを防げますし、弁護士側も「何に答えるべきか」を即座に把握できるため、時間の節約になります。

主だった経緯を時系列でメモする

法律相談は「事実を法律にあてはめて解決策を導く」ものですので、事実関係が非常に重要になります。
重要な事実が漏れると、正しい判断ができなくなる恐れがあります。「いつ、誰が、どこで、何をしたか」という経緯を簡単にまとめて持参しましょう。

証拠や資料を可能な限り持参する

相談内容に関連する証拠や資料(契約書、通知書、メールの写し、写真など)は、必ず持参しましょう。
例えば「アパートの退去」の相談であれば、賃貸借契約書があるかないかで判断の正確さが全く変わります。資料がなければ「一度持ち帰って確認」となり、二度手間になることもありますが、その場に資料があれば迅速な回答が得られます。

代理相談はできる限り控える

ご家族などが代理で相談に来られるケースもありますが、代理の方では細かい事実関係がわからず、弁護士が正確な法的判断を下せないリスクがあります。
正確な見通しを立てるためには、事情を一番よく知っているご本人が直接相談されるのがベストです。どうしても難しい場合は、ご本人と電話をつなげるようにしておくなどの準備があると良いでしょう。