法律相談などを予約しようと法律事務所に電話したが、思ったとおりの予約が取れないという経験をされた方がいるかもしれません。
また、依頼をしたが、すぐには弁護士と話ができないということもあり得ます。
当事務所でもそのようなことがないようにはしたいと考えていますが、現実的に難しいこともあります。
これは、弁護士の仕事は法律相談だけではないということにも一因があり、今回は雑談的な話となりますが、弁護士の仕事がどのようなものなのかお話ししたいと思います。
依頼案件の処理
まず、法律相談以外のお仕事としては、依頼を受けた案件について、書類作成や裁判所への出頭、調査、打ち合わせ、外部との折衝などを行うことがあります。
これはイメージしやすいと思います。
弁護士会の活動
弁護士は弁護士会に所属しており、少なからず弁護士会からの仕事を行うことがあります。
委員会に所属していて委員会活動(会議など)を行っていたり、相談会などに出席していたりなどがその代表です。
講演会の講師
講演会を依頼されて講演を行う場合もあります。
この場合、当然ですが、原稿の作成などの下準備をすることもあります。
裁判所から選任される業務
破産管財人や成年後見人など、裁判所が選任するものについて、弁護士が選任されてその活動を行うこともあります。
当番弁護など
刑事事件で逮捕などされた方が弁護士を呼んでほしい場合に、当番弁護士として待機し、呼ばれたら面会に行くという活動もあります。
原稿や本の執筆
弁護士によっては原稿や本の執筆を依頼される方もおり、その場合は、これも弁護士の仕事といえます。
そのほかにも弁護士によってはいろんな仕事があります。仕事のスケジュールによっては、すぐの相談などにはなかなか対応できなくなってしまいます。
法律相談などを考えている方は、早めのご予約をいただけるとご迷惑をかけずに済むかもしれません。