お悩みがある場合に、相談したいがどこに相談してよいかわからないこともあります。
弁護士、司法書士、行政書士などの士業や、市役所などの自治体、NPOなど相談窓口は様々なものがあります。
問題の種類によっては、調べればすぐにわかる窓口がある場合もありますが、そうでない場合も多くあります。
そこで、今回はどこに相談してよいか悩む場合にはどうすればよいのかについてお話ししたいと思います。
まず悩みの種類を大まかに確認する
悩みの種類を大まかにわけると、何か具体的な手続きを行いたいがどこでどうすればよいのかわからないというかなり具体的なお悩みと、漠然とどうすればよいのかというお悩みに大別されます。
具体的なお悩みについては、その手続きなどの窓口にひとまず聞いてみるということでも解決可能な場合もあります。
他方で漠然とした悩みの場合は、具体的なお悩みのような取っ掛かりになるような窓口が思いつきにくいので、他の方法によることになります。
漠然としたお悩みの場合
漠然としたお悩みにおいては、窓口などが分からないとどこにも相談しないということになることが多いです。
しかし、ぴったりとした窓口がわからなくても、どこか関連しそうなところに聞けば、少なくともその窓口で相談可能かについて教えてくれることが多いものです。
したがって、そのような場合には、相談自体をあきらめるのではなく、とにかくどこかの窓口に相談可能か一度聞いてみる方が良いと思います。
代表的な窓口
とはいえ、全くどこに行けばよいかわからない場合、どう対処すればよいのでしょうか。
相談する先としては、代表的なものとして以下のようなものがあります。
一つは知人友人です。知人友人が似たような経験があれば窓口を教えてくれる可能性がありますし、関係性によっては窓口を調べてくれるかもしれません。
もう一つは、市役所などです。行政は世の中の事象を広く取り扱っていることや、役所で各種相談会を実施していることが多いため、適切な窓口を案内してくれることも多いと思います。
少しでも法律や制度、手続きなどがありそうな領域であれば、弁護士に聞いてみるのも一つの方法です。弁護士が取り扱っている領域でない場合には、他の窓口を案内することもあります。
以上のとおりですので、お悩みはそのままにはせず、いずれかの窓口にまず相談してみるのが良いと思います。