はがきや手紙、メールなどで身に覚えのない請求が届く場合があります。

 実際に購入したものを忘れていて請求に覚えがない場合もありますが、ひどい場合には詐欺や不正請求、カードの不正利用など、こちらの情報を悪用されている場合もあり得ます。

 そこで、今回は、身に覚えのない請求がきた場合の対処法についてお話ししたいと思います。

 

内容を確認する

 まずは、請求の内容を確認することです。

 すぐに書いてある連絡先に連絡するのではなく、郵便などに書いてある内容を頼りに検討します。

 取引の日付などが書いてあれば、手帳などでその日のことを思い出したり、メールなどを確認することで、自分が取引したものだと分かれば安心です。

 

公式へ問い合わせをする

 内容を確認することでも分からない場合、先方に問い合わせをすることになります。

 しかし、問い合わせの際、手紙などに記載してある連絡先ではなく、一般に公開されている連絡先に連絡することがコツになります。

 詐欺の場合、手紙などに記載してある連絡先が、本当に請求先の連絡先なのか分かりません。

 そこで、公開されている情報(ホームページや電話帳など)から連絡すれば、詐欺にだまされることは少なくなります。

 

それでも分からない場合

 正規の連絡先に問い合わせても内容が分からない場合、他人のなりすましのおそれがあります。

 クレジットカードなどであれば、今後利用できないよう、すぐに停止を申し出ましょう。

 また、インターネットを利用した購入等であれば、インターネットショッピングに関連するパスワード等を変更するなどの対策も必要です。

 取り急ぎ新たな利用が発生しないようにしましょう。

 その後については、支払わないのが基本にはなってきますが、裁判など手続きが必要になることもあり得ますので、弁護士に相談しましょう。

 

 

お知らせ24トラブル672不動産425事業継承250交通事故309個人676借金387債務583債権565労働270契約562家庭537新型コロナウイルス151法人307男女419相続402終活196自治体168財産626遺言211離婚383顧問弁護士63
お気軽にご相談ください