法律相談の問い合わせをする際,注意をしないと効果がそがれたり,満足のいかない相談になってしまう場合があります。

 また,対応に間に合わないなど,その後に影響する場合もあります。

 そこで,何か問題が生じた場合などに,法律相談を予約する,あるいは問い合わせる場合の注意点についてお話ししたいと思います。

 

法律相談を予約するタイミング

 まず,法律相談を予約する場合,そもそも弁護士のスケジュールが空いていない場合には,予約が取れません。

 問題が発生してから,対応しなければならないギリギリのタイミングで問い合わせなどをしても,予約がとれず間に合わないことがあります。

 ですので,予約については余裕を持って連絡する方が良いでしょう。

 

回答は法律相談実施時になる

 お問い合わせの際に,これはどうなんだろうということをそのまま聞いてしまいたくなることもあると思います。

 しかし,法律相談は基本的にすぐに答えられるものではなく,様々な事情や資料を確認して回答に至るものです。

 したがって,電話した際にすぐに回答を得られると考えない方が良いです。

 

問い合わせの際に聞くべきこと

 他方で,問い合わせの際に聞くべきこともあります。

 それは,事務所の場所や相談料,持って行くべきものなど,相談の前提となる事項です。

 これらについて確認しないと,いざ相談というときに資料などが手元になく,相談の効果が十分に得られなかったり,道に迷ってしまって相談時間が短くなるなど,不都合が生じます。

 

法律相談可能か聞くことはかまわない

 また,自分の問題が法律相談可能なものかどうかについては,お問い合わせの際に聞いてかまいません。

 法律相談可能であれば予約をとり,不可能なものであればどのような窓口に行けば良いのか聞ける可能性もあります。

 

ご予約はお早めに

 当事務所も弁護士のスケジュールなどで相談の希望に十分応えられない場合もありますので,できる限りお早めにご予約等をお取りいただければと思います。

 

 

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