法律相談をする際に資料や証拠の確認が必要な場合がありますが、全く何も持参していないと、確認ができず、正確な相談ができないことがあります。

 場合によっては、資料を持参しての再度の相談が必要な場合もあります。

 しかし、相談する方によってはどんなものを持参した方が良いのか、分からない場合もあるでしょう。

 そこで、今回は、法律相談の際に持参すべきもの(よくある例)についてお話ししたいと思います。

 

不動産に関する相談の場合

 不動産に関する相談では、不動産の名義やどのような不動産が対象なのかが問題となります。

 ですので、登記全部事項証明書や地図、不動産の写真などを持参した方が良いでしょう。

 境界の問題や、住宅の欠陥が問題となる場合には、写真が必要となることが多いです。

 また、関係者とのやりとりが問題となる際には、そのやりとりについて確認できるようにメールなどを受信した携帯電話などを持参すると良いでしょう。

 

借金や貸し金に関する相談の場合

 お金にまつわる相談の場合は、契約書や支払い状況が分かる通帳・領収証などの資料を持参した方が良いです。

 また、相手方とのやりとりが確認できるものも必要になる場合が多いです。

 

離婚に関する相談の場合

 離婚に関する相談の場合、言い分の裏付けとなる資料(写真など)を持参した方が良いです。

 財産分与が問題となる場合には、財産の資料があると有用な場合もあります。

 

相続に関する相談の場合

 相続に関する相談の場合、身分関係が分かるような家系図のようなものを作成して持参したり、戸籍等を持参したりすると良いでしょう。

 また、遺産に関する資料(通帳や不動産の全部事項証明書等)を持参するのも良いです。

 相続の場合は、不動産の価値なども問題になり得ますので、名寄帳などもあると良いです。

 

 

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