法律相談は原則対面式ですが、当事務所のように、電話相談やWeb相談も可能な場合もあります。

 もっとも、電話相談やWeb相談の場合、対面相談と違って、様々な注意点があり、その注意点について意識しておかないと、法律相談の効果が薄れてしまったり、再度の相談が必要になってしまうこともあり得ます。

 そこで、今回は、電話相談やWeb相談時の注意点についてお話ししたいと思います。

 

電話相談やWeb相談の特徴

 そもそも電話相談やWeb相談は、遠隔地での相談が可能になり、仕事で多忙であったり、そもそも遠隔地過ぎて事務所に足を運ぶことができない場合には、大変有用です。

 しかし、書類やメールなど、資料を確認できない、表情が見えない(または見えにくい)、説明の際に図などを利用できない(またはしづらい)というデメリットもあります。

 

注意点について

 以上の特徴から、電話相談やWeb相談で注意すべき点がいくつかあります。

 まず、資料などについては、その場で準備しておき、弁護士から内容を聞かれたら回答できるようにしておいた方が良いです。

 法律相談は、ご本人のお話を聞くことは当然としても、資料を確認することも重要なものです。

 特に訴訟など、手続きをとろうとすると、資料がないとそもそも手続きできない場合もあります。

 また、法的判断が資料内容によって決まってくることもあります。

 そこで、法律相談では、必ず資料を確認するため、資料に関しては、お手元においておきましょう。

 次に、電話相談やWeb相談では、表情が見えない、図などでしっかりと説明できないというデメリットがありますので、依頼や継続的な相談をお考えの場合には、対面に至るまでの準備と捉えた方が良いです。

 加えて、電話相談やWeb相談では、説明の際に言葉を省略しない方が良いでしょう。

 これは、対面であれば、書類の記載を見ながら説明したりできますが、電話相談やWeb相談ではそうはいかないため、しっかりと説明する必要があるためです。

 この部分をおろそかにしてしまうと、相談の効果がかなり減ってしまいますので、ご注意ください。

 

 

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