【質問】

今度,家をリフォームすることにしたのですが,業者と契約をする場合に,何か注意点はありますか?

 

【回答】

 契約の内容は書類などに残しておくことと,疑問に思うことは質問するなどして詰めておきましょう。契約内容を変更する場合も書面などに残しましょう。相手方がちゃんとしているか,できれば調査しておきましょう。

 

【理由】

後日のトラブルを避ける

 個人がリフォームの契約をする場合や,業者間で元受け下請けの関係の契約をする場合など,業態によっては契約をする際に,詳細な契約書を作らない場合があります。

 この場合,思った通りに頼んだことが進めば問題ありませんが,実施してみたら不具合があったり,相手方が思ったとおりに動かなかったりと,トラブルが発生することもよくあります。

 その際,契約内容がはっきりしていれば,契約に反しているかどうかもはっきりしますので,契約内容が守られやすく,トラブルが避けられますし,万が一トラブルが起きても解決をしやすくなります。しかし,契約内容がはっきりしないと,そもそも契約違反かどうかで意見が食い違ったり,頼んだか頼んでいないかなど,そもそもの前提で争いになるなどします。そうすると,トラブルがより大きく,より複雑になり,解決は難しくなります。

 そこで,このようなトラブルを防止するため,契約の内容はできれば契約書などの書面の形で残しておく方が良いです。それが難しくても,例えば,打ち合わせの内容をメモして双方で署名押印しておいたり,やりとりをメールにしたり,音声を録音するなど何らかの形で証拠を残しておいた方が良いでしょう。

 また,疑問はすぐに質問し,協議しておくことで,トラブルの芽は早めに摘んでおけます。この場合も何らかの証拠を残しておきましょう。

 

契約内容の変更の時も注意

 契約内容を変更する場合(リフォームで言えば,追加の工事を要する際など),すでに契約して工事が始まるなどしていることも多く,書類を作ることが頭に思い浮かばないところかと思います。

 しかし,工事内容など,契約内容が変更になった場合,どの範囲で無料なのかなど,後日紛争が起こることも十分ありますので,契約内容の変更も書類などに残しておくべきです。

 

相手方の調査

 万が一,トラブルになり,契約解消する場合に,先にお金を渡していたりした場合には,当然お金を返してほしいということも出てきます。しかし,相手方にお金がなければ,極端な話裁判をしたとしても回収することが不可能な場合があります。

 ですので,相手が会社の場合には,会社の登記簿謄本をとってみるなど,相手方に一定の資力がありそうかどうか,契約前に調べておいた方が良いでしょう。

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