インターネットで売買などの取引をする場合,通常の売買とは異なるトラブルが生じることがあります。

 特にオークションなど,個人間の売買になれば尚更です。

 そこで,今回,インターネットで売買などを行う場合に,特に注意しなければならない点についてお話ししたいと思います。

 

売買当事者の確認をすること

 まず,売買当事者が誰なのか分からなければ,トラブルの際に困ってしまうことが多いと思います。

 相手方が業者の場合は,その連絡先や所在地を確認し,個人だとしても,どのような表記があるかなどは確認した方が良いでしょう。

 

売買の約定を確認すること

 オークションサイトなど,一定のルールで行う売買の場合,そのルールを確認しておくべきです。

 例えば,お金を支払ったのに商品が届かないとか,違う商品が届いた場合などに,どのような手続をすることになっているか,サイトはどこまで責任を負ってもらえるか,確認しておいた方が良いでしょう。

 もし,全くサイトが責任をとらない場合,リスクはありますので,その点頭に入れて取引をする必要があります。

 

売買する対象について情報を確認すること

 売買対象がどういうものかよく確認しましょう。

 また,記載内容をスクリーンショットで残しておくなど,証拠を残しておいた方が,詐欺などの場合には有効です。

 ノークレームノーリターンなど,小さく書いてあることもありますので,注意が必要です。

 

やりとりなど証拠を残しておくこと

 万が一トラブルになった場合には,そのやりとりが証拠になることがありますので,全てとっておきましょう。

 

安易には信用しないこと

 特に高額品などの場合には,安易に信用したりせず,上記の点などしっかり確認して判断するようにしましょう。

 

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